YAGITA Hiroshi個人Blogものづくり環境千夜一夜

つれづれなるまま、気まぐれに更新しています。

2017年08月

普段の通勤鞄(かばん)、結構、大荷物になっています。基本、外回り時の出先で、何か足りないとか不測の事態が生じないようにと、あれもこれもと持ち歩いている感があります。時々、体重計に載せてみるのですが、6~7kgあります。着替えと電源周りを(海外の場合はパスポートも)追加するだけで、そのまま出張に出ることが出来る装備ですから、そこそこ重い訳です。ここ数年は腰への負担も考慮してリュックサックタイプの鞄を使うことが多くなっています。実は鞄も結構好きだったりするので、手提げタイプのものを含め通勤に使える鞄は(正確に数えたことはないのですが)大小取り混ぜて10数個は持っていると思います。

実のところ普段の通勤、片道1時間程度の間に使用するものはごく限られていて、職場でも自宅でも一度も鞄から取り出さないものが多いことに気づきました。いや以前から薄々気づいてはいたのですが、鞄の中身を確認・入替するのが面倒で、そのままにしていました。先日、ちょっと良い感じのワンショルダーをネットで見かけて衝動買いしました。こいつに通勤電車内で使用するものと身の回りの必携物だけを入れたら、身軽になるかなぁと思った次第です。

今朝は手始めに、胃腸薬と風邪薬と花粉症薬といった薬類を取りだし、筆箱の中身も確認して使用頻度が低いというか使ったことが無いものを取りだしました。(少々大げさですが)体感的には500gは軽くなった気がします。写真は、新規購入したワンショルダーと、このところ使用している通勤鞄(TUMIのリュックサック)です。厚みにして半分、長さ方向もほぼ半分という訳で、容積にして4分の1まで断捨離する。難しそうですが、ひとまず目標にしてみようかなと考えています。

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ビル・エモット(Bill Emmott)さんが書かれた「西洋の終わり 世界の繁栄を取り戻すために(The Fate of the West)」を読み始めました。表紙のキャッチコピーには、強権政治、孤立主義、移民排斥、「自由」と「豊かさ」はこうして終わりを迎える という、ちょっとセンセーショナル、しかし何となく言わんとするところは分かるような気がする、そんな文言が並んでいます。

序章の部分を読んだところで、はたと気づきました。西洋という言葉の後ろに「的な」と補って「西洋的な国」を考えてみると、確かに既に地理的な西洋に留まる訳ではありません。かつての西洋という言葉に含意されていたものは、自由・平等といった概念であり、それは本来は洋の東西を問わぬものであり、ただ単にそうした概念が「かつては」西洋にあり、西洋と東洋が対極をなしていた時代があったということに思い至ります。

書籍では、以下のような論考・指摘もなされています。
西洋という概念は、政治的な概念とは別に現代社会の反映を支えてきたものである。特に公平な社会・自由な考え方は、その根本的な要素であり、反西洋的な大衆迎合主義的な最近のポピュリズムを背景とした政治家の台頭は望ましらぬものである。

いったい日本ではどうなのかと、ここ数年の政治・政争を振り返り、ふと思うのです。特に最近、政治家のいろいろな不祥事的なもの、それもいささか「せこい」事例をメディアで見聞きする機会が多いことも、その遠因になっているかも知れません。

読み応えがある、そして考えさせられる本です。ここしばらくは楽しめそうです。

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昨日、秋刀魚が食べたいという話を書きました。その中でカツオについても触れましたが、本日のお昼ご飯は「みのり寿司」でした。

戻りガツオのたたき、活き締めカンパチ、ネギトロ丼。600円です。旬の魚、活きの良い魚を、格安で学内でいただける幸せに感謝です。ご馳走さまでした。

【食】【日々】そろそろ秋刀魚の季節ですね。
https://blogs.yahoo.co.jp/yagitahiroshi/69638229.html

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そろそろ秋刀魚の季節、少し早いですが食欲の秋ですね。秋刀魚と言えば、まずは塩焼きですが、活きが良いならば刺身も良いですね。日刊水産経済新聞の秋刀魚に関する記事を拾い読みすると、少し小ぶりながらお値段は例年並みのようです。昨年は少し高目だった記憶がありますが、今年は高根の花という感じではなさそうです。

なんて書いていたら秋刀魚の塩焼き、食べたくなりました。昨日の日曜日(2017年8月27日(日))のこと、近所の定食屋さんの軒先に出ているメニュー表示の立て看板を眺めてみたら、「新秋刀魚の塩焼き定食」は900円超の値付けでした。もちろん流通過程の手間賃、調理の手間、そして板前さんの腕前(料理のお味)のお代も含まれてのお値段です。手が出ない訳ではないですが、まだ少し高いですね。ちなみに、お刺身定食の方が安かったので、たぶん素材代の差も大きいかもです。

かつての江戸っ子は、初鰹(はつがつお)は少々高くても奮発して食したようですが、初秋刀魚はどんな感じだったのでしょう。もっとも鰹は初ガツオより戻りガツオの方が脂がのっていて美味しいという話もありますが、秋刀魚はどうなんでしょう。まずは、この秋の秋刀魚を実食して確認してみないとですね。秋刀魚と言えば、落語の「目黒の秋刀魚」が有名ですが、話を思い出したら生唾が湧いてきました(笑い)。


日刊水産経済新聞
http://www.suikei.co.jp/
日刊水産経済新聞「サンマ関連の記事」
http://www.suikei.co.jp/fish/sanma/
全国消費地に秋の主役生サンマ、量まとまり盆前の半値
http://www.suikei.co.jp/全国消費地に秋の主役生サンマ、量まとまり盆前/

人が扱える短期記憶の項目数には限りがあり、マジカルナンバーと呼ぶそうです。マジカルナンバーの大きさは、当初は7±2とされていましたが、最近はもう少し小さく4±1という話です。個人差はありますが、少なくとも3つ位は扱えるということですね。話は論点を3つに絞れとか言いますし、やるべきことが多いときにはToDoListを作って整理したりしますよね。

少々前置きが長かったですが、仕事柄、複数の学会に所属しています。実のところ、お財布の中身に関しては「1,2,沢山(万円)」というきわめて大雑把な性格で、大金を持ち歩かないように心がけているくらいで、学会に関しても、あまり意識していなかったのですが、改めて数えてみると現在の所属学会は10学会、意外に多くの学会に入っていることを認識した次第、学会費もそれなりの金額ですね。

これまでに抜けた学会は、日本化学会、International Society for Industrial Ecologyの2つで、これは少ない方かも知れないです。自分の研究の方向性が5年ごとくらいで変わってきていることを勘案すると、10学会への所属は多いような少ないような、ちょっと微妙なところです。

さて数えただけでは能がないので、自分にとっての重要度に基づいて、勝手にクラス分けというか格付けをしてみました。インパクトファクターなど「公的?」格付けとは、一切、無関係です。自身の(いわば)損得に基づく私的格付けという感じですね。

<<八木田浩史の私的な所属学会の格付け@2017年8月>>
<Sクラス>2学会
日本エネルギー学会、日本マクロエンジニアリング学会
「役職を務めており、積極的に活動に参加している。」

<Aクラス>2学会
エネルギー・資源学会、環境情報科学センター
「役職を務めており、ほどほど活動に参加している。」

<Bクラス>4学会
日本LCA学会、石油学会、触媒学会、プラスチック成形加工学会
「無役で、ときどき活動に参加している。」

<Cクラス>2学会
環境科学会、廃棄物資源循環学会
「昔お世話になり年貢(会費)は納めているが、活動には参加していない。」

<備忘録的な雑感>
Bクラスの学会ですが、一時Cクラスで休眠状態だったことがあってBクラスに復活したものも含まれています。また研究発表会に参加申込して(もちろん参加費は支払いして)も開催時期の関係から参加できなかったりということが続いていて、実質Cクラスに近い学会もあったりします。学会の役職は(大学の役職もですが)、労多く得るものは少ないボランティア的な性格が強いので、無役解消による格上げはお断りしたいところであることは呟いておきます。

Cクラスの学会ですが、Bクラスに復活する可能性が全くない訳ではないし、仕事の主戦場が大学であるうちは繋げておいて、世の中の学術振興に(会費だけでも)貢献することもありかと考えています。もっとも懐具合との相談でもあり、「1万円/学会・年」、ノートPCの機種更新の足しになりそうなレベルですから考え所と思ったりもします。

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